名鉄舞木検車場の製作

注文をいただいて製作いたしました。DSC04297 (800x168)  サイズは横100センチ・奥行40センチ・高さ20センチですが箱ものではありません。のちほど分かります。

DSC04298 (800x357)   国道1号を通るたび、工場の前に何かしらの名鉄電車が止まっているので毎回脇見運転をしてしまうところです。個人的には6連の5700系2本から抜かれた中間車4両(後の5600系)がここに止まっていたのが一番の思い出です。

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DSC04300 (800x184)  工場内には往年の名車がずらりと。青い扉・シャッターにはすべて磁石が仕込んでありますので開いた状態・閉じた状態と選択可能です。右の2か所は実際かなり奥にありますが製作ではほぼ平面なので大きさ等で奥行き感を出したつもりです。AとBの「黒い穴」は架線の通り道でここのみ自走で入出場できるそうです。奥のゲート2か所は参考にした画像が曖昧でしたのでほぼ想像で作ってます。

DSC04302 (800x551)  整備中の車両の横顔と窓から透けて見える鉄骨の表現もしてみましたが製作した模型ではほとんど目立ちません。せっかくなのでもっと太くて明るい色にして主張した方が良かったかも。

最後に後ろから見たらこんな感じDSC04303 (800x564)  3面の板です。壁掛けのような感じで使用されるそうです。こちらも画像を提供いただきましたお客様並びにアドバイスいただきました名鉄社員様には重ねて御礼申し上げます。

こちらはお客様にお渡し済みです。

 

 

名鉄ホキ80の加工

以前に途中までの加工内容を紹介済みのものです。

DSC04280 DSC04281 DSC04344  その後、依頼主様より銀河のジャンパ栓を提供いただき0.3ミリの真鍮線ホースに0.2ミリ厚のエンビ板を材料に加え連結面を中心に加工を加えました。特にホース取付の為に開ける0.35ミリの穴が厚さ1ミリ程度の床板側面側から開ける為に特に気を使ったところです。ホキ84・85・86とそれぞれ栓・ホースの位置等に違いがありますので画像や資料等を見ながらの施工です。

この先、TOMIXより秋頃にチキの再販がありますがそこで使用される台車がより近似だそうです。それを入手後に赤いコックからホースの出る「ブレーキホース」を追加で取り付ける予定です。同時にカプラーもより連結面の狭くなる素材に替える予定です。またブレーキホースは現在付いているホース類よりさらに内側になりカプラーの振りに干渉する為、カプラーマウントにする予定です。つまりカプラーの振りと同時にブレーキホースも同時に動く状態です。

製作の為に画像等を提供いただいたお客様、助言をいただきました名鉄社員の皆様にこの場をお借りし御礼申し上げます。こちらの加工品は現在店内展示中です。

追記(8月7日)、ホキ用の収納ケースのオーダーもいただきましたので20mmスタイロフォームを使用し収納後にお持ち帰りいただきました。

ホキ80専用ケース入   KATOのキハ85用10-401か402なので小さい方のケースです。空きスペースは名鉄の電気機関車を入手された際に入居してもらう場所です。最低でもあと4両は入りそうです。

名鉄ホキ・お召機関車の加工

お客様からのご依頼で名鉄のホキ80を製作中です。

鐡(てつ)工房さんから専用のインレタが出ており、TOMIXのホキ800と共にお持ち込みいただき製作しております。

まずはグレーに塗装する部分以外をマスキングします。これだけで数時間かかりました。

ホキ80 製作途中(マスキング)

DSC04259     豊明常駐・矢作橋でバラスト積み込みをするホキ84・85・86の3両です。とりあえずホッパー内部とバラストが落ちてくる滑り台の塗装及び手すり関係を白く塗るだけで名鉄用っぽくはなりそうです。今回はそれに加え86番だけに青い工具箱・握りレバー先端に赤いラバーの表現を加え、ホッパー内にバラストを満載といきたいところですが積みすぎるとグレーの塗装に錆び錆びの2本の金属バーも隠れてしまうため控えめに積載してあります。。

と、ここまでがEL120が来名するまでの作業でしたが今回は赤い機関車対応の為に施された工事個所も製作しました。山側のみに引き通し用の梁が1本加わり、中継ボックス(グレーの箱)がこれも山側のみに2か所ずつ、そして部品手配中のジャンパ栓にエアーホースも今後取り付ける予定です。

DSC04256    この2両はこの向きで正しいのです

DSC04260   使用前後みたいな絵

ほぼ完成に近い状態ですがジャンパ栓等がこれからの作業となります。

 

 

先日、パンタ塗装などをさせていただいたお客様の追加工事です。

81-81.64-77.81-113 エアホース完成画像    左からEF81-81(お召し)・EF64-77(お召し)・EF81-113(最終牽引機)です。エアーホースの塗装&取付とスカート下のステップ色差しです。コック付エアーホースは銀河モデル製、EF81のU字のホースのみ真鍮線です。銀河のエアーホースはそのままですと特にEF64は隣通しで干渉するため下処理段階でコックを極限まで小さくしてあります。トワイライトの黒いコックが大きく見えますがこれでも原形よりも小さくしてあります。EF64はホースの出てないのも含めると5か所になります。

 

ホキは完成まで店内にて展示しながらの製作、お召機関車はお客様お引き取りまで展示とさせていただいております。

せっせと製作中

製作・加工品を仕上げております。

DSC04193 セントレア開港10周年ラッピング完成品

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DSC04195 台車・床下機器・屋根上機器を塗装、車番インレタ・種別行先・その他も貼付しております。

 

機関車のディティールアップ6両分。

DSC04196                                          それぞれパンタ・エアーホース・ジャンパ栓色差し、解放テコ取付など。

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DSC04198EF64お召ですが今回は解放テコ取付のみの作業でしたが以前にTプロジェクト加工にてボデー光沢塗装及びパンタと床下を中心に各所色差し・台車に空転検出装置取付等を施しております。

 

トレジャータウン及びレールクラフト阿波座のエッチングパーツ取付け

DSC04226乗務員ステップ及びハンドスコッチ(黄色輪止め)がトレジャータウン製。ジャンパ栓台座(ジャンパ栓・エアーホス撤去後の台座のみ残った現在の姿)がレールクラフト阿波座製。いずれも分解及び取付の強度を勘案してボデー側に取付をしてあります。

 

コンクリ構造物の追加分

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最近の製作品(続き)

DSC04185 こちらはキット製作品をお客様が入手されたものをレストア+追加ドレスアップしたものです。元々なかなかの出来栄えだったのですが残念な事にパンタ付先頭車ボデーを指先にタミヤセメント付着の状態で掴んだらしく一部はガラス部分にもかかっていたためこの車のみ一度全部塗装を落とすこととなりました。塗装を落としてボデー表面の凹凸をヤスリ掛け、ガラスは白い曇りが消えるまでコンパウンド磨き。この作業だけで半日くらいかかってしまった。その後再塗装し自作の手すりを前面に取付けドアレール・くつずり・ドア表示灯の色差しにMマーク貼り、お客様がお気に入りの車番に変更(6002Fに)

DSC04032                                                                            こちらは天賞堂のHOゲージですが、以前にデキ602で同じ作業をさせていただいておりましてその相方となる601です。インレタ貼り・メーカーズプレート取付に角灯を自作で作成。前回同様巻き寿司を作る感覚での工作となりました。オレンジのレンズを厚みと長さの違うエンビ板で一周くるっと巻く作り方になってます。サイズはHOなのですが長手方向で3ミリ程度しかありません。

 

DSC04179 かつてJR東海に在籍した14系客車にするために床下のグレー塗装と在籍車番のインレタを貼る作業です。スハフ14-1など

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名鉄6000・デキ・14系客車はお引き取りご来店まで店内で飾らせていただいております。

 

最近の製作品を紹介します

お客様からのご依頼品で完成済み・製作途中のものです。

 

DSC04182  レールクラフト阿波座製のラッピングデカールの貼付作業です。

床下と屋根上機器もプラ成形色のままでは寂しいのでついでに塗装します。

DSC04184         投稿時点ではすでに完成し店内にて飾ってあります。

 

EF63・EF81トワイライト・EF81-81(お召)それぞれ部分的なドレスアップです。

DSC04187     パンタ本体をグレーやライトグレー・シルパー等で塗装し、スリ板を架線とスレた状態風に塗装。必要なものには関節部の朱入れ、ガイシの色差し。EF63は横軽用のジャンパ栓台にジャンパ栓ごとに赤・オレンジ・緑・白・ベージュ等の5色の色差しをします。その他屋根上機器等パーツ類の取り付けです。こちらは現在進行形です。

 

以前、犬山遊園・犬山橋のジオラマを製作させていただいたお客様よりその後追加でそれらの下に設置する部分としてコンクリ風構造物、使用用途は車両のヤードのようです。各1m程度の物を3個製作させていただきました。

DSC04020 (800x600)

DSC04022 (800x600)    材料の主なものはスチレンボードですのでコンクリ・・・重たい では無く見た目以上に軽いです。その代りスチレンボードの特性として水性塗装すると反りが発生するためすべての面にエンビ板を貼りその上に画用紙を貼りそこに塗装してあります。またそれぞれの上に別のレイアウトが乗る関係である程度の強度が必要な為、天板に太い針金を何本も入れてあります。特に画像一番下のものは縦横にかなりの数の梁を入れてあります。それでも正面部分は5cm角の足が両サイドにあるだけなので自由に移動できる柱を別途製作しそれにて上からの重みを補っていただくことにしました。

DSC04021 (800x600)   塗装はグレインペイントで今のところコンクリやモルタル風のツヤ消しでザラザラ感を出すのには一番手軽な塗料だと思います。店内でも各色販売しております。

こちらは完成しお引き取り済みです。次は名鉄の舞木検車区風のものを製作ご依頼いただいております。

東京駅ジオラマ&しまかぜブルーリボン

DDF製のジオラマタイトル「東京ステーション」を売約いただいておりましたお客様より展示用の車両がすべて揃ったらお持ち帰りいただく予定でお預かりしておりました。

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100系・113系・165系・中央線は当店より、0系・京浜東北・山の手はここ数週間でお客様ご自身が足で探されました。お店の前で記念に撮影させていただきました。壮観ですね。

 

その間に同じお客様より近鉄しまかぜのブルーリボンデカール(レールクラフト阿波座製)貼りを注文いただいておりました。

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こちらは水転写のデカールです。前面の折れ曲がり箇所の位置決めに少々手こずりました。

それよりも水に漬ける前に透明部分の余白をなるべく少なくする為のカッテイングにかかった時間の方がより多かった印象です。

 

どちらも本日お持ち帰りいただきました。また引き続き大きな宿題を2ついただいておりますのでそちらも丁寧且つスピーディーに仕上げて参ります。

 

またマイクロ製のドクターイエロー(0系タイプ木箱セット)M車及び前照灯・サーチライト不灯など3両分の修理もさせていただきました。特にM車のキーキー音(黒板を爪でひっかいた様な)異音はかつて無いほどの強敵で今回はダメ元(最後はメーカー送り)承知でお預かりしましたが4~5時間の格闘の末ほぼ完全復活してお渡しすることができました。

 

その他別のお客様のKATO C62(旧製品3桁品番)のロッドのギクシャクも全分解の末解消いたしました。修理に関しては日常的に行っておりこちらでその件について触れることはしておりませんが、キーキーと蒸気のギクシャクはNゲージ修理でも難敵に値しますので少し紹介をさせていただきました。

 

 

Nゲージ貨車の製作

中国地方のお客様からの御依頼にてモリタ製ホワイトメタルの貨車「ワ10000」2両を製作させていただきました。

キット組立・塗装・デカール貼り共にやすらぎ工芸さんの製作です。DSC03992

収納はMPギア空き箱を利用しこちらもやすらぎ工芸さんにて DSC03994

トミックスの市販品の貨車との大きさ比較です。右が今回製作したモリタのキット。DSC03993

今回は電話と郵便にてお客様と打合せし完成後はゆうぱっくにてお送りいたしました。

ワールド工芸 いぶき501

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ワールド工芸の真鍮板キット 「いぶき」を501号にて製作させていただきました。

組立・塗装はやすらぎ工芸さん。現在、大井川鉄道にて活躍する方の501号です。

キットに付随のアーノルドカプラーを装着しますと取説上はスノープロウの取り付けを諦める組立となります。スノープロウを生かしながら且つTN及びKATOカプラー装着の貨車・客車とも連結をさせる為には当店にて頻繁に使用するシンキョーカプラーならそれを実現できるのではないかと製作依頼をしておりました。やはりワンタッチでOKとは行かず取付にあたり工夫と加工が必要であったようです。流石は百戦錬磨の職人さんですね。

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完成後、お客様に於かれましてはマイクロエースの大井川鉄道セットのブック型車両ケース内でC12機関車が収納されていた場所に機関車を置き換えて収納されるのがご希望でしたので、当店にてウレタンをカットし専用ケースを作製いたしました。

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