東京駅ジオラマ&しまかぜブルーリボン

DDF製のジオラマタイトル「東京ステーション」を売約いただいておりましたお客様より展示用の車両がすべて揃ったらお持ち帰りいただく予定でお預かりしておりました。

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100系・113系・165系・中央線は当店より、0系・京浜東北・山の手はここ数週間でお客様ご自身が足で探されました。お店の前で記念に撮影させていただきました。壮観ですね。

 

その間に同じお客様より近鉄しまかぜのブルーリボンデカール(レールクラフト阿波座製)貼りを注文いただいておりました。

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こちらは水転写のデカールです。前面の折れ曲がり箇所の位置決めに少々手こずりました。

それよりも水に漬ける前に透明部分の余白をなるべく少なくする為のカッテイングにかかった時間の方がより多かった印象です。

 

どちらも本日お持ち帰りいただきました。また引き続き大きな宿題を2ついただいておりますのでそちらも丁寧且つスピーディーに仕上げて参ります。

 

またマイクロ製のドクターイエロー(0系タイプ木箱セット)M車及び前照灯・サーチライト不灯など3両分の修理もさせていただきました。特にM車のキーキー音(黒板を爪でひっかいた様な)異音はかつて無いほどの強敵で今回はダメ元(最後はメーカー送り)承知でお預かりしましたが4~5時間の格闘の末ほぼ完全復活してお渡しすることができました。

 

その他別のお客様のKATO C62(旧製品3桁品番)のロッドのギクシャクも全分解の末解消いたしました。修理に関しては日常的に行っておりこちらでその件について触れることはしておりませんが、キーキーと蒸気のギクシャクはNゲージ修理でも難敵に値しますので少し紹介をさせていただきました。

 

 

Nゲージ貨車の製作

中国地方のお客様からの御依頼にてモリタ製ホワイトメタルの貨車「ワ10000」2両を製作させていただきました。

キット組立・塗装・デカール貼り共にやすらぎ工芸さんの製作です。DSC03992

収納はMPギア空き箱を利用しこちらもやすらぎ工芸さんにて DSC03994

トミックスの市販品の貨車との大きさ比較です。右が今回製作したモリタのキット。DSC03993

今回は電話と郵便にてお客様と打合せし完成後はゆうぱっくにてお送りいたしました。

ワールド工芸 いぶき501

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ワールド工芸の真鍮板キット 「いぶき」を501号にて製作させていただきました。

組立・塗装はやすらぎ工芸さん。現在、大井川鉄道にて活躍する方の501号です。

キットに付随のアーノルドカプラーを装着しますと取説上はスノープロウの取り付けを諦める組立となります。スノープロウを生かしながら且つTN及びKATOカプラー装着の貨車・客車とも連結をさせる為には当店にて頻繁に使用するシンキョーカプラーならそれを実現できるのではないかと製作依頼をしておりました。やはりワンタッチでOKとは行かず取付にあたり工夫と加工が必要であったようです。流石は百戦錬磨の職人さんですね。

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完成後、お客様に於かれましてはマイクロエースの大井川鉄道セットのブック型車両ケース内でC12機関車が収納されていた場所に機関車を置き換えて収納されるのがご希望でしたので、当店にてウレタンをカットし専用ケースを作製いたしました。

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