◎お客様の製作依頼にて作成させていただきました。
t-プロジェクトによる車体切継ぎを必要とする製作です。上段がオリジナル下段がキロ85です。この加工ではパノラマ型先頭車のキハ85×2両・中間車のキロハ84×2両の計4両を必要としました。今回の加工の中で苦労した部分は再塗装するオレンジの帯(間に入る白いライン)と切継ぎした箇所のビードの修復だったそうです。ボデー下部と屋根のビードの谷部分の傷跡を消すのとビードを1本のラインに修復するのに相当な時間と神経を使っております。
またボデーと屋根上も相当数の切継ぎがされているのが想像できます。運転席近くは左右非対称で乗務員扉の位置にも違いがあります。ご注文をいただいてから半年以上のお時間をいただく形となりました。
◎お客様のご依頼でKATOのEF814両をドレスアップさせていただきました。
加工内容は
●エアーホース取付(製品ではスカートにコック部分がモールド表現されているので最初に削り落とす⇒削った部分を整地後にスカート全体を塗装⇒銀河のエアーホースに色を付けて装着・0.3ミリ真鍮線にてU字型のホースを表現)
●パンタグラフ塗装(全体をグレーに塗装・スリ板部分を金属色に)
●速度検出装置取付(銀河の部品を各車の形状に近くなるように曲げた上で塗装し装着)
●スカート下の誘導ステップ色差し
◎TOMIX製のEF210のスターターセット向けの車両にKATOのASSYパーツを使用し手すり及び解放テコを取付をさせていただきました。
ビギナー向けに簡易なモデルとしてあるものと思われますが、部品の付属も取付か所の穴もありませんので実車やKATOの取付済み製品などを参考にピンバイスにて穴を開け、それぞれ取付をいたしました。

お客様のご依頼でKATOのEF66をドレスアップさせていただきました。 加工内容は
この車両のライト点灯化キットは存在しませんのでお客様ご自身にてマイクロエース製名鉄5500系の先頭車を材料として持込みいただきそのライトユニット部分のみを移殖しました。床下の集電に関してはイズムワークスの床下集電用キットを活用しております。







上からEF66スーパーライナー・EF64試験塗装・DD51ユーロ・EF64ユーロです。すべて完成品としてメーカーから出ているものですが。種車をKATO製品に統一しディティール面でもロットの新しいものを使用しての塗り替えご要望でした。塗り替えはやすらぎ工芸にて施工してもらいました。スーパーライナーと試験塗装は初めての施工とあって事前の調査に時間をかけていただいたようです。こちらはご依頼主のお客様に納品済みです。

銀河エアーホース(コックのみも含め加工・色差し後取付)・パンタ色差し(スリ板・ガイシ)・乗務員ステップ色差し・速度検出装置取付。1エンド側と2エンド側でスカートに取り付けるコック位置に違いがあります。コックの色は参考にする画像がどれも汚れを帯びていて元の色がやや不明な為ほぼ想像で塗っております。ここからさらにウェザリングでもすればより実感的になりそうです。今回は汚しのご要望まではありませんが速度検出装置のみそのままでは光沢が出過ぎて目立ってしまうので光沢を抑えた上、少し汚し気味にしてあります。また実車は速度検出装置は空転検出装置も含めもっとたくさん付いているはずですが今回もアクセント的な意味合いで片側1ヶ所ずつです。形状は銀河のものをさらに曲げてよりそれっぽい形にしてあります。
キットの組立・床下及び屋根上のグレー塗装・ライトや窓Hゴム等の色差し・水転写デカール貼り・パンタ塗装(スリ板・ガイシ)です。プラスTOMIX貨車用ケースを利用した専用のケースを手作りしました。ボデーの青はプラ成形色のままです。車輪はキット付属のプラ製は使用せず金属のを希望されました。台枠の軸受部分にプラ製の車輪先端が刺さる穴が開いていますがより深い穴を必要とする為ピンバイス作業が必要でした。ほぼ極限まで開けないと台枠が嵌らない&車輪回転しないので一部貫通してしまいました。
一部の色が長期売り切れ状態でご不便をおかけしておりました。再入荷と言いましても店内で作製するだけなのですが手間暇かかる商品でありましてご理解くださいませ。今回は③⑤⑥を再生産しました。
お客様の加工依頼をもってきっかけをいただいた形ですがTNカプラーを2個一にする内容の加工をさせていただきました。
製品としては出てない名鉄用に
ダミーカプラー用の受けと同幅である0375(JC6362)の受けを使い且つ平面顔の名鉄車に合うカプラーが床下から覗くの条件に合いそうなのがこの組み合わせのようです。あまりにも加工対象が小さく専用の治具とかを作れそうにないので何回かに1回は失敗しそうです。

銀河エアーホース(コックのみも含め加工・色差し後取付)・パンタ色差し・ステップ等色差し・速度検出装置取付。一応、ブルトレ牽引時代の華々しい時代を想定してのご要望ですが、忠実に再現はしておりません。特に速度検出装置は空転検出装置も含めもっとたくさん付いているはずですが今回はアクセント的な意味合いで片側1ヶ所ずつです。形状は銀河のものをさらに曲げてよりそれっぽい形にしたつもりです。
かなり以前に出たTOMIXの夢空間北斗星セットに付属する機関車です。通常の北斗星機関車より星の位置が下にあるそうです。模型ではこのセット付属の機関車のみだそうです。以上が前振りですが古いロットなので前面手すりがモールドでした。これをモールド削って真鍮線で手すりを付けた加工です。色は3種類くらいの赤系の色を混ぜてタッチアップです。
鉄コレ15弾の名鉄キハ20「単行・両運・レールバス」です。両運なので両側点灯します。今回は点灯化に加えてカプラーをシンキョー化しております。
お客様のご要望がスカート(排障器?)は温存し見た目を格好よくそしてTN及びKATOカプラーどちらも連結可能なシンキョーカプラー装備を希望されました。真鍮線で中心軸により固定する方法としました。カプラーは左右に各30°、合計60°程度振り幅があります。カプラー奥に見える四角い枠はステーのつもりで取り付けた装飾です。
こちらは点灯化キットの取付のみでその他の加工などはありません。